下水道管の腐敗 鹿児島市でも約4キロで「緊急度1」 原則1年以内に速やかな対策が必要


埼玉県八潮市の道路陥没事故を受けて実施された特別調査の結果、速やかに対策が必要な下水道管が鹿児島市にもおよそ4キロあることが分かりました。

八潮市の道路陥没事故を受けて、国交省は全国の下水管のうち、八潮市の事故現場と構造などが似ているおよそ813キロの重点調査を自治体に要請しました。

県内では鹿児島市の下水道管およそ13キロが調査対象で、天保山橋付近から南栄の南部処理場までの汚水管と市内一円の雨水管あわせて4.41キロが「緊急度1」と判定されました。「緊急度1」は原則1年以内に速やかな対策が必要とされています。

この発表に地域の住民は。

【住民】
「こわいとか不安というのが一番」
【住民】
「自分も結構車を運転するので、運転しているときにもしかしたら自分がなるかもしれないと思うと、急いで県や市に対応してもらいたい」

鹿児島市水道局は「腐食や破損は軽度で安全性に問題はない」とした上で、「緊急度1」の判定箇所については「優先して修繕や改善に取り組む」としています。

 
「KKBみんながカメラマン」