日米共同訓練公開 大分・日出生台演習場 鹿児島
国内最大規模の日米共同訓練が先週から鹿児島を含む国内各地で始まっています。15日大分県内で報道陣に公開されました。
「レゾリュート・ドラゴン」と呼ばれる日米共同訓練は離島防衛を想定し、陸上自衛隊とアメリカ海兵隊の連携強化などを目的に実施されています。
【OAB 仲峻太朗 記者】
「先ほどから訓練が始まっています。自衛隊およそ300人と米軍およそ100人が射撃訓練をしています。」
15日は最大射程距離が6キロの榴弾砲などを使って敵の侵攻を阻止する訓練が大分の日出生台演習場で行われ、報道陣に公開されました。
日米は今回の共同訓練で互いの役割や指示系統を再確認し、緊張が高まる東アジアで有事の際の対応力向上を目指すとしています。
【第12海兵沿岸連隊 サラ・ボブロウスキ少尉】
「私たちは数年前からレゾリュートドラゴンに参加しています。これは日米協力の強化につながる素晴らしい機会だと思います」
訓練は25日までで、県内では鹿屋航空基地がオスプレイの燃料補給や整備の拠点となっている他、奄美大島でもヘリの離着陸やレーダーを使った沿岸監視などの訓練が行われる予定です。