敬老の日 県内最高齢者 知事らが訪問 鹿児島
敬老の日の15日、県内最高齢の女性のもとを塩田知事らが訪れ、長寿を祝いました。
県内最高齢の坂下サトさんは、1914年生まれの111歳です。
15日は坂下さんが通う鹿児島市のデイサービスに塩田知事と、鹿児島市の下鶴市長が訪れました。
【県内最高齢 坂下サトさん (111)】
「大元気。ありがたい」
歌うことが大好きな坂下さん。
自慢の歌声を披露してくれました。
【県内最高齢 坂下サトさん (111)】
「食べたくないということは絶対にない。ご飯は食べる」
しっかり食べることが元気の秘訣のようです。
県内の百歳以上の高齢者は2千人を超え、過去最多を更新しています。
県によりますと、15日時点で百歳以上の高齢者は2091人と過去最多で、このうち女性が9割近くを占めています。
地域別では「人口10万人当たりの百歳以上の人口」が最も多いのは、奄美市などを含む大島地区で、最も少ない鹿児島地区の倍以上です。
一方で、県内の65歳以上の高齢者の割合は、全国平均を上回る34.2%。
全国でも65歳以上の割合は、総人口の3割に迫り、過去最多を更新しています。
総務省の統計では、人口4千万人以上の諸外国の中でも65歳以上の人口の割合は29.4%の日本が、2位のイタリアを引き離し、世界で最も高齢化が進んでいます。
一方、国内では高齢者の4人に1人が仕事に就いていて、その数は930万人と、こちらも過去最多を更新しています。