新型コロナウイルスとインフルエンザの感染広がる 2学期始まり若年層に多い傾向 鹿児島
県内で新型コロナウイルスとインフルエンザの感染が広がっています。中でも2学期が始まり新型コロナの感染者は10歳から14歳が最も多くなっています。
県によりますと、9月7日までの1週間に県内88の医療機関から報告があった新型コロナの感染者数は784人でした。前の週より62人少なくなっていますが、依然として高い水準で推移しています。
年齢別では10歳から14歳が92人と最も多く、次いで70代、30代となっています。
一方、インフルエンザの報告数は123人で、前の週よりも79人増えています。
なお、川薩保健所管内では「インフルエンザ流行発生注意報」が出されています。
高齢者や基礎疾患のある人が感染すると重症化するリスクが高まるため、県は高齢者と会ったり通院や大人数で集まったりする時はマスクの着用を含めた感染症対策を呼びかけています。