姶良家畜市場で”競り市”が再開 大雨被害の復旧もほぼ終わり日常が戻る 鹿児島県
先月の記録的な大雨から1カ月。主要な施設が水に浸かった霧島市の家畜市場で、8日から競りが再開されました。
●北之園記者リポート
「姶良中央家畜市場です。大雨被害の復旧もほぼ終わり漸く日常が戻ってきました」
先月8日の記録的な大雨で、姶良中央家畜市場は、事務所や競り場などの主要な施設が浸水し、復旧に向けた作業が続いていました。
8日の競り場被災の後、初となった子牛の競り、初日は生後9か月から1年以内の去勢牛など、約300頭が出品されました。中には、一頭あたり、60万円台から70万円台と相場より1割ほど高値で競り落とされる牛もいました。
●畜産農家
「競り市に間に合うように努力しますからと言われていたので安心しました。8日できて本当にうれしいですね感謝しています。一頭でも多く一頭でも早く競り市に出荷できるように頑張りたいです」
●JAあいら・中條秀二代表理事組合長
「畜産農家の方に喜んでもらえて良かったなと。家畜市場の復旧に向けて頑張ってきた成果が金額の中に表れてきておりましたので、本当にうれしかったです」
JAあいらによりますと、競りを管理するシステムサーバーの復旧が遅れていて、当面は他の家畜市場からレンタルして対応するということです。