大型無人機シーガーディアン 鹿屋航空基地に配備へ 九州防衛局が地元に説明
海上自衛隊鹿屋航空基地に配備される大型無人機シーガーディアンについて、九州防衛局は基地や地元関係者らに配備の概要などを説明しました。
防衛省は、南西諸島周辺の監視能力を強化する目的で、鹿屋基地にシーガーディアンを配備し、2028年度から運用を開始します。
九州防衛局から町内会長や関係団体の代表らを対象にシーガーディアンの配備の概要などについて説明が行われました。
海上自衛隊による運用開始に先立ち、2027年度から2機を鹿屋基地に配備して運用開始に向けた準備を行い、2028年度から4機で運用を開始、最終的には鹿屋基地におよそ10機を配備する考えなどを示しました。
鹿屋基地ではおととし、アメリカ軍の無人偵察機「MQ9」が着陸の際にオーバーランする事故があり、参加した委員からは、事故が起きた時の迅速な情報提供を求める声などが聞かれました。
【九州防衛局 中辻綾太 企画部長】
「防衛省の機体で何かその住民の方にご説明をしなければなならいようなそういった事故があってはならないですけど仮にあった場合にはしっかり説明させていただくということだと思って思っております」
説明を聞いた委員は―。
【高須 町内会長】
「前回は米軍が管理されてて情報も出ない部分もあったんでしょうけど今回防衛省の管理でされるということですから、そういう情報・安全面も前回よりは風通しがよくなるんじゃないかなと思っております」