台風15号 鹿児島県内でも雨・風強まる 登校中の児童「ちょっと怖い」
4日未明、熱帯低気圧が奄美大島の東の海上で台風15号に変わり、県内でも雨や風が強まりました。4日朝の種子島・西之表市。大粒の雨が降り、道路では車が水しぶきをあげて走っています。
海面には白波が立ち、うねりを伴ってしけとなりました。
台風が接近するなか、鹿屋市では登校中の子どもたちから不安の声が聞かれました。
【児童】
「(雨と風は)ちょっと怖い」
「歩きにくかった」
「学校の休みがほしい」
一方、こちらは午前6時ごろ、志布志市の海水浴場です。まだそれほど波は高くなく、雨や風もあまり強くないように見えます。ところが、それから約4時間後、辺りが白くかすむほど雨脚が強まり、地面をたたきつけるような降り方に。風も強く吹き始め、波が防波堤をこえてしぶきをあげる様子も見られました。
【面高アナウンサー】
「午後0時の志布志市です。うねりを伴った高波が次々と押し寄せています」
雨・風ともに強まり波が高く、海上は荒れました。
2週間前、県内に上陸した台風12号で浸水被害が相次いだ南さつま市では被害の拡大が心配されましたが…。
【脇公民館・脇良二 館長】
「今回はほとんど(雨は降らなかった)。きのう、にわか雨が降ったくらいで」
【山?記者】
「先月、台風12号の影響でこちらの地面が80センチほど陥没したということですが、復旧も進み、元の状態に戻ってきているということです」
陥没していた箇所は元の状態に戻りつつあり、徐々に復旧が進んでいるようです。