薩摩、大隅 種子島・屋久島地方は大雨の恐れ
台風15号は、4日昼すぎから夕方にかけて九州南部にかなり接近する見込みです。
5日明け方にかけて、台風周辺の暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定となるでしょう。
落雷や竜巻などの激しい突風にも注意が必要です。
九州南部や奄美地方では今夜のはじめごろにかけて、局地的に非常に激しい雨が降り、大雨となるおそれがあります。
4日午前6時から5日午前6時までに予想される24時間雨量は、多い所で、薩摩地方で120ミリ、大隅地方と種子島・屋久島地方で150ミリの予想です。
土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水などに十分注意してください。
なお、先月21日の台風12号で、加世田川の護岸が決壊するなどして浸水被害が出た南さつま市などでは、台風15号の接近に伴い、被害が拡大することも懸念されます。
十分に注意し、早めの備えをしてください。