姶良市 お盆明けも復旧作業 通行止めで影響受ける店も 鹿児島
記録的な大雨から18日で10日目です。大きな被害が出た姶良市では18日も復旧作業が続いています。
【住民 福留貢 さん】
「泥がいっぱいたまってたんですよ。泥を全部スコップですくって1回出して、きれいにはとれないので、高圧洗浄で薄くなったら水洗いをして、雑巾でふきあげていかないと」
浸水被害に見舞われた姶良市平松の住宅ではお盆明けの18日も復旧作業に追われていました。
床下にはおよそ10センチの土砂がたまっていましたが、ボランティアの支援もあり、作業もかなり進んできたといいます。
【住民 福留貢 さん】
「ボランティアの方も5〜6人来てくれたので、非常に助かっています。感謝しています。きれいになれば、また新たな気持ちで生活できると思いますので、また頑張っていきます。」
一方、こちらは加治木町で名物の「かじきまんじゅう」を販売する店「秀月」です。
浸水被害はなかったということですがー
【秀月 谷口敏彦 店主】
「まさかこうなるとは。現状を見ればびっくりしましたよ。(営業は)もう全然ですよ。痛いです。心臓部をとられたようなもんですよ。」
店の近くの網掛橋付近の護岸が崩落し、国道10号の網掛橋付近は通行止めにー
国道10号沿いのこの店にはお客が来られず、客足は普段のおよそ10分の1にー
お盆の繁忙期に備えて材料を多く仕入れていたところでした。
【秀月 谷口敏彦 店主】
「(お盆の期間は)2人とか3人とかですよ。17日なんか1人。」
通行止めは現在も続いていて我慢の日々が続きます。
【秀月 谷口敏彦 店主】
「もう早く復旧してもらいたいのがそれが第一。じっくり待つしかない。」