「最終処分場になりかねない」川内原発内の施設整備に市民団体が反対 鹿児島
原子力発電所に反対する市民団体が、九州電力などに対して、川内原子力発電所での施設整備を行わないよう申し入れました。
【脱原発鹿児島フォーラム 下馬場 学・副代表】
「地震大国の日本や鹿児島県においては、事故が起こった場合にはリスクがあるのは分かっている」
九州電力は「核のゴミ」を保管する乾式貯蔵庫について、川内原発内での整備が技術的な検討の最終段階にあるとしています。
また5月には「次世代革新炉」の開発と設置の検討を表明しました。
市民団体は、核燃料サイクルが稼働していない中で乾式貯蔵庫を作れば、事実上の最終処分場になりかねないとして、川内原発敷地内で「乾式貯蔵庫をつくらない」「3号機や次世代革新炉を建設しない」ことなどを求めています。