【豪雨】交通の復旧は? 被災地は先の見通せない状況続く
大雨被害の復旧は徐々に進んでいますが、被災地に残る爪痕は深く、先が見通せない状況も続いています。
●田上記者・リポート
「霧島市の福山町です。上空からも崩落した橋が確認できます。そして、川には車が残されたままになっています。土砂崩れで海に流れ出た流木が、湾内のいたるところで確認できます。漁業などへの影響が懸念されます」
県のまとめによりますと、今回の大雨被害は姶良市と霧島市を中心に確認されていて、1人が死亡、5人がけがをしたほか、家屋の全壊が2件、床上・床下浸水が750件余りとなっています。
●田上記者・リポート
「JR日豊線です。線路に大量の土砂が流れ込んでいます。今も運転を見合わせています」
交通への影響も続いていて、JR日豊線と肥薩線の一部区間は8日から運行できておらず、復旧には1週間以上かかるとしています。
国道10号は次第に通行止めが解除されていますが、姶良市の加治木町本町で全面通行止めとなるなど影響が続いています。