豪雨 被災地 復旧作業続く


 一方、大雨の被災地では復旧に向けた作業が続けられています。

「泥だらけになっている。ご先祖様もかわいそう」「まさかここまで(土砂が)来るとは」

 浸水被害に見舞われた姶良市平松の墓地では納骨堂まで土砂が流入し、撤去作業に追われる人の姿がありました。

【住民 宇都博志さん】
「線が引いてあるようなところ、その辺りまで水が来た」

 一方、こちらの住宅では床上60センチまで浸水し、13日はボランティアの支援を受けながら畳の下にたまった土砂を取り除く作業が行われていました。

 厳しい暑さが続く中、この家に住む宇都博志さんは、片づけをしている最中に熱中症で救急搬送されたといいます。

【宇都博志さん】
「(被災して)2日目に熱中症で倒れた。調子が悪くなったなと思いつつ、でもまだまだ大丈夫って思っていたら、意識がもうろうとして」

 13日も県内全域に熱中症警戒アラートが発表されていて、今後も熱中症に警戒しながらの作業が続きます。

 また、姶良市役所では12日から保険金の請求などに必要となるり災証明書の申請の受付が始まりました。

 申請には被災した当時の状況が分かる写真が必要だということです。

 
「KKBみんながカメラマン」