外国人観光客を鹿児島に呼び込むには…?官民の観光関係者が集結し意見交換
県内に外国人観光客を呼び込むための施策を考えようと、官民の関係者が情報交換する会合が開かれました。
渡・城山観光専務
「鹿児島が便数が先ほどからあるように国内線の便数が多いということもありまして、比較的ほかの地方都市よりはそういう国際学会もやりやすいんじゃないのかなという風には、ちょっと思っているところです」
県内への外国人観光客はコロナ禍などで落ち込んでいましたが、鹿児島空港を発着する海外直行便の復活などもあって回復傾向にあります。
ただ、29日に鹿児島市が発表した2024年の観光統計では鹿児島市内への外国人宿泊客は38万4千人と、前の年を8割近く上回りましたが、コロナ前の2019年と比べるとおよそ22%下回るなど戻り切ってはいません。
会場からはこんな意見もー。
「どこどこの県は補助金をいくら下さいます。さあ鹿児島県さんはいくら下さいますかという話になるんですね。その税金をわざわざ海外のキャリアに払わなきゃいけない。ぜひ全日空さん日本航空さん、鹿児島空港からの国際線をご検討いただければ」
このほか、クルーズ船の発着地を鹿児島にできれば、交代船員の宿泊も見込めるなどとして、県に取り組みを求める声も聞かれました。