奄美の小中学生に南極の氷をプレゼント
日本から遠く離れた南極の氷が16日奄美大島の小中学校に届きました。
Q.触ってどう?
「とても気持ちいい!」「冷たい!」
重さ約2.5キロの南極の氷の塊。
なんと5000年ほど前に降った雪が、押し固められていた氷です。
南極の昭和基地に物資や燃料などを届ける海上自衛隊の砕氷艦「しらせ」が持ち帰ったもので、自衛隊鹿児島地方協力本部が子どもたちに贈りました。
興味津々な子どもたち、氷に触った後、なぜか耳を近づけています。
じつは、南極の氷には気泡が多く含まれていて、溶ける時にパチパチと音が鳴るそうで、子どもたちは不思議な音を聞きながらはるか遠い「南極」に思いを馳せていました。
Q.氷の音はどうでした?
「パチパチ」「すごいパチパチした」
(体験した生徒)
「新鮮だったから楽しかったです」「(南極に)行ってみたいなと思いました」
(自衛隊鹿児島地方協力本部 壽満則 一等海尉)
「暖かい奄美大島の子どもたちについては氷とか雪とかは非常に新鮮なものだと思う」
氷は、このあと溶けるまで校内で飾られるそうです。