夏休み目前!自由研究の極意とは 企画展「○○の真実」


 子供たちの夏休みもまもなく始まりますが、毎年、悩ましいのが「自由研究」ではないでしょうか。

 そのヒントが見つかるかもしれない場所に、10年ほど前まで自由研究をやっていた長友アナウンサーが行ってきました。

 訪れたのは鹿児島市にある県立博物館の別館です。

 理科の自由研究の参考にと小中学生の優秀作品も展示されています。

 でも、自由研究は、まずテーマを見つけるまでが一苦労。

 そんな悩める子供たちの参考になるかもしれない企画展が、こちら!

■長友アナウンサーリポート
「意外な生き物の企画展が博物館で始まっています。いました!この色、触覚。まさか、あの生き物ですか!?」

 開催中の企画展は、その名も「ゴキの真実」。

 後半の二文字を略してはいますが、そう、主役はまさにゴキブリ。

 約50種類が展示されています。

 コレが得意な人がいるとは思えないのですが、「本当の生態」を知ってほしいと企画されました。

 世界最大の大きさで飛ばないマダガスカルゴキブリを特別に触らせてもらいました。

 「あ、つるつるしてますね。かわいいかも」

 企画展ではゴキブリの知られざる一面や生態系の維持に貢献しているゴキブリ本来の役割を学ぶことができます。

(来館者)
「(嫌いなところは)突然現れて飛んでくるところとか。ゴキブリっていう一括りでも結構いろんなのがいるんだなって」

(県立博物館・学芸主事 片野田裕亮さん)
「子どもが分からないことを子どもなりに研究して解決していくのが自由研究ですので、まず、子どもたちがやりたいようにさせることが一つだと思う」

 自由研究を楽しむためには、子どもの自由な発想や身近な疑問を大切に、調査方法や記録の仕方は周囲がフォローし、研究として成立させることが大事だといいます。

 文字だけでなく、イラストの挿入や数値のグラフ化で視覚的に分かりやすくまとめると効果的です。

 
「KKBみんながカメラマン」