トカラ群発地震 15日も最大震度4 十島村の帰島判断は先だが 希望する住民20人前後が16日にも帰島へ
トカラ列島近海の群発地震が2100回に迫っています。
15日も最大震度4の揺れを観測するなど活発な活動が続いています。
午後1時20分ごろトカラ列島近海を震源とする地震があり、悪石島で最大震度4を小宝島で震度3を観測しました。
この地震によるけが人はいません。
15日もトカラ列島近海では震度1以上の揺れを25回観測していて、これまでの地震の回数は2100回に迫っています。
鹿児島市に避難している悪石島と小宝島の住民あわせて65人の避難生活も長期化しています。
十島村は震度4以上の地震が5日間なければ、希望者が島に帰れるよう準備を進めるとしていますが、15日も震度4の地震があり、村としての帰島判断は今月21日となる見通しです。
島外避難をしている住民の中には悪石島学園と小宝島学園に通う児童・生徒もいます。
今週18日には終業式が予定されていますが、それぞれのタブレットを使ってオンラインで出席し、そのまま夏休みを迎えるということです。
十島村はさきほど島外避難している悪石島の住民のうち20人前後が島に帰ることを希望していると発表しました。早ければ16日にも帰島します。
トカラ列島近海で相次ぐ地震を受けて、十島村の悪石島と小宝島の住民あわせて65人が鹿児島市に避難しています。
村の発表によると避難している悪石島の住民20人前後が帰島を希望していて、早ければ16日出発するフェリーで帰島できるよう調整を行うということです。