参院選・鹿児島選挙区 週末には応援弁士が続々鹿児島入り
参院選の各候補者を応援するため、この週末は大物弁士が続々と鹿児島入りしました。
参院選鹿児島選挙区に立候補しているのは前職1人と新人3人の合わせて4人です。
【無・新 尾辻朋実 候補】
「これだけの物価上昇が起きている。市民の皆さんのために税金を使わないで何のためにお預かりしているのか」
無所属・新人の尾辻朋実さんを推薦する立憲民主党からは辻元清美代表代行が応援に駆け付けました。
【立憲民主党 辻元清美 代表代行】
「今回の選挙、全国各地、地殻変動が起こりそうな予感がある」
物価高対策として食料品の消費税ゼロやガソリンの暫定税率廃止などを訴えました。
【立憲民主党 辻元清美 代表代行】
「消費税を守り抜くのではなく、国民の生活を守り抜くというのが大事なのではないか」
13日は立憲民主党の小沢一郎衆議院議員も激励のため尾辻さんの選挙事務所を訪れました。
参院選で自民党が長年議席を守ってきた鹿児島選挙区についてはー。
【立憲民主党参議院選挙総合選対本部 小沢一郎 本部長代行】
「今まで自民党の絶対の地盤だと言われていたこの鹿児島もそのひとつ。その神話は崩れつつあると思う。批判は強くなっている」
【参政・新 牧野俊一候補】
「国家としてのビジョンを示す、そのためにゼロから憲法を作り上げよう、そういってつくって?創憲?ということを提唱しているのが我々参政党です」
参政党公認の牧野俊一さんの応援には、12日、神谷宗幣代表が駆け付けました。
【参政党・神谷宗幣 代表】
「我々が独立自尊の国家を取り戻すためには歴史を学び国家観を持って、憲法とかももう一回自分たちで議論してどういう政治が必要なのか、そしてどういう政治家が必要なのか、そこからみんなで一緒にやりましょう」
集まった聴衆は1500人以上。
党が掲げる「日本人ファースト」をアピールし、グローバリズムに負けない国づくりを訴えました。
【参政党・神谷宗幣 代表】
「日本人ファーストがやりたいことは、この戦後の80年のもう一回検証してですね、日本を作り直したいんです。皆さんと一緒に、そしてグローバリズムに負けない」「独立自尊の日本を作っていきたいんです」
日本に外交力がないのは軍事力がないからとした上で、日本独自で国を守る体制づくりの必要性を主張しています。
【参政党・神谷宗幣 代表】
「国民が怒ってるんだよ。今の政治に不満を持ってるんだよということを政府にぶつけないとダメです」
【自民・前 園田修光候補】
「野党の皆さんが耳障りの良い話をしますけど将来に渡って本当にこの国を守っていけるのか」
自民党公認の園田修光さんの応援には小泉進次郎農林水産大臣と森山裕幹事長が駆け付け鹿児島市と薩摩川内市で演説しました。
【小泉進次郎 農林水産大臣】
「この鹿児島で園田さんが勝てるかどうかは鹿児島の1議席の問題ではなく日本の行く末を担っている。それぐらいの重みのある1議席なので」
野党が訴えている「減税」について小泉大臣はー
【小泉進次郎 農林水産大臣】
「我々が野党の時消費増税をしたのが野田総理ですよ。それがいま胸張って消費減税 全く一貫してません。今の野党減税以外のことでみなさん なにかこの国のかじ取りをやってくれる安心感、全体を見る俯瞰力、総合力、今の野党にどこがそれができると思いますか」
なお、参院選鹿児島選挙区には諸派・新人の山本貴平さんも立候補しています。