針原土石流災害から28年 犠牲者慰霊献花式 鹿児島県
出水市針原地区で21人が犠牲となった土石流災害から10日で28年です。災害現場では今年も慰霊式がありました。
●針原自治会 高岡俊雄会長
「年月はたちましたけど、当時の事を思いますと胸が苦しくなります」
黙とう慰霊式には遺族ら76人が参列し、犠牲者の冥福を祈りました。
出水市の針原地区では1997年7月10日の未明、それまでに降り続いた雨の影響で山肌が崩落。 土石流となって砂防ダムを乗り越え集落を襲い、21人が亡くなりました。
●針原自治会 高岡俊雄会長
「自然災害に早く情報を得て、すばやく避難するよう自治会のみなさんに呼びかけていきたいと思います」
●出水市 椎木伸一市長「こういう教訓を過去のものとせず、防災意識の高揚・意識の啓発というものをこれからもしっかり防災対策を固めていきたいと考えています」