新燃岳 連続噴火が再開 雨で火山灰が… 農家は一喜一憂


霧島連山の新燃岳は7日連続噴火が停止しましたが、再び噴火が観測されました。
米や果物の生産も噴火に左右されているようです。

新燃岳では先月27日からの連続噴火が7日夕方一旦停まりましたが、午後8時半ごろ、再び噴火が発生。
連日の火山灰が川に流れ込み、影響も出ています。
霧島市牧園町の天降川と中津川の合流地点。
画面右の中津川、三日前は灰色に濁っていましたが、8日はだいぶ、濁りが収まってきたようです。
7日から田んぼに水を引き込めるようになりました。

(霧島市田口地区前田水利組合 森正幸 組合長)
「まだ少し濁っているが、何とか入れられる。農家は喜んでいた」

(米農家)
「このままいけば良いけれど、雨が降るとまた川が濁るのかと心配」

一方、4日の大雨が恵みの雨だったのはブルーベリー園。
6日オープンしました。

(霧島神話の里公園 高橋清貴 支配人)
「大雨で(実に付いた灰が)流れて、きれいな状況で開園を迎えられた」

生活だけでなく、地元の特産品も新燃岳の活動に左右される日々が続きます。

 
「KKBみんながカメラマン」