霧島連山・新燃岳で連続噴火 噴石や火砕流に警戒を 鹿児島県
活発な火山活動が続いている霧島連山の新燃岳でけさ、噴火が発生し、現在も噴火が続いています。
午後2時すぎ、新燃岳を上空から撮影した映像です。このとき噴火から4時間ほど経っていますが、火口から断続的に噴煙が上がる様子が確認できます。
気象台によりますと、新燃岳で午前10時半ごろ、噴火が発生し、現在も噴火が続いています。連続噴火が始まって以降、噴煙は最高で火口から300メートルまで上がりました。
新燃岳では今月22日に7年ぶりに噴火が発生し、翌日、噴火警戒レベルが3の「入山規制」に引き上げられました。
火山性地震は26日、300回を超えていて、火山ガスの放出量は1日あたり2400トンと多い状態です。
気象台は火口からおおむね3キロの範囲では大きな噴石に、おおむね2キロの範囲では火砕流に警戒するよう呼びかけています。