県議会 新体育館の設計費 予算案可決
県議会6月定例会は県の新たな総合体育館の設計費などを盛り込んだ補正予算案を可決するなどし、閉会しました。
県はドルフィンポート跡地に新たな総合体育館を整備する計画で、事業費は488億円にふくらんでいます。
補正予算は総額約43億円で、設計費など約9億円が盛り込まれています。
26日の本会議では複数の県議が反対の討論を行いましたが、予算案は賛成多数で可決されました。
事業の賛否をめぐる陳情については、県民投票の実施などを求めるものは不採択に、県民への情報発信などを求めるものは継続審査になりました。
(塩田 知事)
「設計を行うということで前に進んだと理解している。設計を進めていけば説明できる材料も出てくると思うので、議会や県民の皆さんにもお知らせしたい」
また、今月末で退任する総務省出身の大塚大輔副知事の後任として、総務省・地域自立応援課長で県の総務部長を務めた寺田雅一さんを選任する人事案が提案され、同意されました。