懸念 夏山シーズン 観光への影響は 噴火警戒レベル3の霧島連山・新燃岳
梅雨が明ければ、本格的な夏山シーズン、ですが噴火警戒レベルが3に引き上げられた霧島連山の新燃岳周辺の観光関係者らの受け止めを聞きました。
22日、7年ぶりに噴火した新燃岳は翌日、噴火警戒レベルが3の「入山規制」に引き上げられ、一部の道路や登山道の通行が規制されています。
警戒レベルの引き上げで観光への影響が懸念されますが、今のところ、大きな混乱はみられないといいます。
【霧島市観光協会 新畑 幸一 事務局長】
「この近辺の宿泊施設に状況を聞いたが、若干キャンセルが出ているくらいで大きな混乱等はないと聞いている。正確な情報発信を行っていく」
梅雨が明けると霧島連山は、本格的な夏山シーズンを迎えますが、登山の際は、最新の情報を確認してほしいと呼びかけています。
【自然公園財団 えびの支部・高千穂河原支部 川野 利光 所長】
「噴火があったことで火山と生きていると再認識できた。安心安全の装備をして情報を仕入れたうえで山を楽しんで、共存してほしい」