試行錯誤しながら… 精米業者もフル稼働で対応
備蓄米の販売が本格化するなか、コメを白米に仕上げる精米業者も対応に追われています。
主に県産のコメを精米・販売するさつま町の「谷口商店」。
県内外の小売業者と取り引きがあり、備蓄米の精米を請け負い、急ピッチで作業を進めています。
けさ届いたのは、2021年産の備蓄米約30トン。
17日一日で精米を終え、18日出荷の予定です。
備蓄米は事前に品種や産地がわからず、これまで3、4年前のコメを精米する機会もなかったため、作業は手探りの状態だといいます。
(谷口商店 谷口雄一 専務取締役)
「玄米に対し1つ1つ調整しながら精米している状況。水分が少なかったり逆に(水分が)多いのもあったりバラバラ。考えながら試行錯誤しながら対応している状況。(消費者に)一刻も早く届けて常に安定供給できるように頑張りたい」