ブルーサクヤ鹿児島 初代女王 ハンドボール・リーグH プレーオフ決勝 鹿児島県


 チェストスポーツ+まずは女子ハンドボールです。今シーズン新たに開幕した「リーグH」。15日東京でプレーオフの決勝がありレギュラーシーズン1位のブルーサクヤ鹿児島が、2位の北国ハニービー石川を下し初代女王に輝きました。

 前後半30分ハーフの決勝。青のユニフォームブルーサクヤはエース金城の先制ゴールで序盤から勢いに乗ると守ってもゴールキーパーの宝田が、7メートルスローを止めるなど好セーブを連発。鹿児島南高校出身の伊地知もシュートを決め6点までリードを広げます。 

しかし、相手は、前身の日本リーグ時代から10連覇中の王者・北国ハニービー石川。じわりじわりと流れを引き戻され前半終了間際16対16の同点に追いつかれてしまいます。

 後半出足の5分間は、ブルーサクヤ・宝田レギュラーシーズン年間最優秀選手の北国ハニービー・馬場両チームのゴールキーパーの活躍が光り互いに守りあい得点が生まれませんでしたが身長176センチ・青の7メートルスローでブルーサクヤが再び勝ち越すと元日本代表の服部Pそして伊地知P4連続得点でリードを広げます。

 その後は、攻守めまぐるしく入れ替わり一進一退の展開が続きますが、ルーズボールに飛び込む泥臭いプレー青の粘り強いディフェンス22分服部のインターセプトからフリーでシュート24分宝田がスーパーセーブ25分笠井の高い位置でのカットから5点差最後まで集中力を切らさなかったブルーサクヤが粘る北国ハニービーを振り切り27対25でリーグの初代女王に輝きました。

 前身の日本リーグを含めると15年ぶり2回目の優勝です。

■ブルーサクヤ鹿児島 河嶋英里主将主将
「一人一人が役割を果たして苦しくても誰一人下向くことなく全員で声かけあいながら雰囲気作りながらあきらめることなく戦えた結果が最後優勝に結びついたんじゃないかなと思います。コートで後輩たちが一生懸命戦う姿をすごく誇らしく思いました」

 
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