桜島フェリーでバイオ燃料実験 脱炭素へ期待?


 桜島フェリーはあすからバイオ燃料を使った実船実験を実施します。脱炭素やCO2の削減につながるか期待されます。

 桜島フェリーに給油しているのは、植物を原料としたバイオ燃料=ジャトロファ燃料です。ジャトロファは植物の一種で、種子油を30%から40%程度含んでいます。

 鉄道・運輸機構と南国殖産から依頼を受け、あすとあさって実証実験を行い、有効性を確認する予定です。

 【鉄道・運輸機構 野宮雅晴課長】
「これからもバイオ燃料集める、そして使って行くというところに向けて、コストと必要量というところは重視していきたいと考えております」

 【南国殖産 隈本宗太係長】
「脱炭素・CO2の削減につながる。エンジンの置き換えが必要のない燃料をフェリーだったり内航船といったところで将来的に使えるようになればという思いで動かしています」

 実用化すれば、旅客船としては国内で初めてとなります。

 
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