地熱域・火山ガスに特段の変化なし 口永良部島を現地調査
噴火警戒レベルが3に上がった口永良部島で、気象台が現地調査を行いました。火口周辺の地熱域や火山ガスの量に特段の変化はみられません。
口永良部島では火山性地震が多発し、気象台は11日噴火警戒レベルを3の入山規制に引き上げました。
噴火の可能性などを調べるため気象台は機動調査班を現地に派遣。12日の調査では火山ガス・二酸化硫黄の1日あたりの放出量はおよそ20トンと少ない状態でした。
13日は火口周辺の地熱域の温度を観測する予定でしたが、気象条件が悪く正確な観測ができませんでした。ただ、11日の調査では新岳と古岳付近の地熱域に特段の変化はみられませんでした。