桜島 山体の膨張は続く 噴火を見に… 県外から観光客も
山体の膨張が続き、活発な噴火活動が続く桜島。
桜島を臨む施設には火山活動に注意しながら観光を楽しむ人がきょうも訪れました。
午後2時ごろ、垂水市から見た桜島です。南岳山頂火口からは灰色の噴煙が上がっています。桜島を目の前に臨む垂水市の道の駅。魚介類や野菜などの販売コーナーに、温泉や食堂も充実しています。ここの目玉は長さ60m、天然温泉の足湯。2005年にオープンした時は日本一の長さを誇りました。景色を眺めながらゆっくり楽しむ人も!
【東京から】
「何回か来てるけど、素晴らしいですよね。雄大でいいですよね」
【関東から】
「数日前までニュースでけっこう噴火したと報道してて、今回来れるかどうか心配したが、なんとか来れました! すごいですね。さっきは黒神の埋没鳥居を見に行ってきた」
【横浜から】
「噴火してないかなと楽しみにしてきたんですけど 見る角度によって山が全然違うので、驚いた」
桜島では、今月15日に活発な噴火活動が始まり、23日夜の爆発では、噴煙が火口から3500メートル以上の高さまで上がるなど、爆発回数は、28日午後5時までに今年133回に上っています。
鹿児島湾奥の姶良カルデラの地下にマグマが蓄積した状態で火山ガスの放出量も通常より多い状態です。
今後も活発な噴火活動が継続すると考えられます。このあと噴火した場合は、今夜9時から午前0時までは、火口から西の鹿児島市街地方向に降灰が予想されます。