肥薩おれんじ鉄道の利用促進協議会 インバウンド獲得を重点に
県と沿線の3市などが参加する肥薩おれんじ鉄道の利用促進協議会が、今年度の事業計画案などを承認しました。
肥薩おれんじ鉄道は薩摩川内市・阿久根市・出水市と熊本県にまたがる鉄道で2004年の開業以来、厳しい経営が続いています。
肥薩おれんじ鉄道 古森美津代 社長
「令和6年度の輸送人員は103万9千人、旅客運輸収入3億5700万円余になりました」
総会では豪雨災害があった2020年度以降、徐々に利用者数が持ち直しつつあることなどが報告され、今年度の事業計画案と収支予算案などが承認されました。
主な重点施策は・インバウンドの獲得など定期外収入の拡大や・おれんじカフェ列車やレンタル列車の利用促進など旅客サービスの見直しや沿線の西方駅など3つの駅で導入しているネーミングライツの取り組みなどを進めるとしています。