特別報酬審議会答申書の提出 市長の給料を引き上げへ 鹿児島


鹿児島市の市長らの報酬の見直しを議論する審議会が答申をまとめ、下鶴市長に提出しました。
答申通りに反映されると市長のひと月の給与は62の中核市の中で2番目に高い118万9千円です。

● 下鶴市長
「答申を真摯に受け止め、今後適切に判断してまいりたいと考えております」

鹿児島市の特別職の報酬見直しを議論する審議会は、市長と副市長、市議会議員の給与を3%引き上げることが適切とする答申をまとめました。
審議会は給与引き上げの理由として2006年度に3%の減額改定をしてから19年据え置かれていることや、物価や民間給与も上昇しているなどと指摘。
市長の月額の給与は全国に62ある人口20万人以上の中核市の中で2番目に高い118万9千円に、・副市長は5番目に高い95万9千円、・議員報酬は最高となる70万7千円となります。

ただ、鹿児島市はボーナス額がほかの中核市より低く、年収ベースでは市長が22番目、副市長が27番目市議会議員が10番目になるということです。

● 石塚 会長
「市民感情がやっぱり3%の上げ幅であると、かなり厳しいものになるのではないかというご意見も出ました。これまで据え置かれた分、少し上げていくということは妥当なんではないかという議論で審議会の中ではそういう結論になりました」

答申は引き上げの時期についてことし7月1日が適当としています。

 
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