鹿児島湾に赤潮警報 毒性の強いプランクトンが増加
鹿児島湾で毒性の強いプランクトンが増えているとして、県は22日付で赤潮警報を出しました。
県によりますと、今月19日に垂水市の牛根漁港で毒性の強いプランクトン「ヘテロシグマアカシオ」が確認されました。
県は20日に赤潮注意報を出していましたが、その後も湾内でプランクトンが増え続け、漁業被害が出る恐れがあることから、22日付で赤潮警報を出しました。
いまのところ漁業被害は出ていません。
鹿児島湾ではおととしにも同じプランクトンが増え、ブリやカンパチなど4万5000匹が死に、1億円以上の被害が出ています。
県は漁業関係者らに養殖魚へのエサやりなどに注意するよう呼びかけています。