H2Aロケット 最終機搭載衛星「GOSAT‐GW」を公開 鹿児島県
来月打ち上げられる、H2Aロケットの最終機に搭載する地球観測衛星が公開されました。
南種子町の種子島宇宙センターで公開されたのは、高さ約5メートル、重さ2.6トンの衛星「GOSAT‐GW」です。来月打ち上げられるH2Aロケットの最終機、50号機に搭載されます。
GOSAT‐GWは、海面水温や温室効果ガスの観測が目的で、気候変動による社会生活への影響や台風の進路予測の精度向上などに役立てられます。
●JAXA GOSAT‐GWプロジェクトチーム・小島寧プロジェクトマネージャー
「(H2Aの)最後ということで、とても感慨深いものがあります。一方でGOSAT‐GWは軌道上にいってから活躍をしないといけないので、最後きちんと打ち上げて頂くと同時に、衛星の機能・性能を満足していることを確認していきたいなと思っているところです」
H2Aの50号機は、来月24日未明に打ち上げられます。