桜島 山体膨張続く 19日も噴火・爆発相次ぐ


 山体の膨張が続く桜島では19日も噴火・爆発が相次いでいます。

 気象台によりますと桜島では12日から続いていた山体膨張は15日の噴火で一部が解消されたもののふたたび膨張に転じています。

 南岳山頂火口では、19日も午後5時までに噴火が33回、爆発が10回発生しています。
桜島では、姶良カルデラの地下深部にマグマが長期に渡って蓄積した状態で、火山ガスの放出量も多い状態であることから今後も噴火活動が継続すると見られています。

 また、山体膨張が一度に解消する噴火が発生すると多量の降灰を伴う可能性があります。降灰や小さな噴石の落下が予想される範囲は気象庁から発表される降灰予報を活用してください。

 
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