全国目指して 高校総体始まる 新体操団体
県の高校総体が始まりました。
インターハイ出場をかけた熱い戦い、まずは17日団体競技が行われた新体操です。
音楽に合わせて演技の技術や芸術性を競う「新体操」。
男子は宙返りなどの連続技タンブリングで力強さや芸術性を表現します。
県内唯一の男子新体操部がある鹿児島実業。
コミカルな演技パフォーマンスが特徴です。今年は王道路線で演技を披露しました。
ゆったりとした曲から入り後半はスピード感のある構成で大きなミスなく演技を終えました。男子は九州大会の上位4チームが全国への切符を手にします。
【鹿児島実業 米澤 翔太キャプテン】
「自分たちにできる最大限の演技ができていいスタートがきれた。インターハイ出場することを目標に、九州大会では3位以内に入れるように頑張っていきたい」
一方女子は、ボールやフープなどの道具を使い、しなやかな動きや柔軟性を表現するのが特徴です。
トップバッターは去年の優勝校、鹿児島純心。
足で2本のフープを投げてキャッチする見せ場も成功させ、伝統校の貫禄をみせました。
次の鹿児島女子は1年生と3年生のチーム。減点のない堂々の演技で終えました。
この2校を上回ったのは8年ぶりの優勝を狙う鹿児島実業でした。
マイケルジャクソンの振りを取り入れた演技で観客を魅了。
鹿実が8年ぶりの優勝で全国への切符をつかみ取りました。
【鹿児島実業 佛淵 心菜都キャプテン】
「インターハイ予選、団体の練習を始めたときからずっとがんばってきたので、自分たちの目標であるインターハイ出場ができてすごくうれしいし、インターハイに向けて頑張っていきたい」