去年 伊佐市 太陽光発電施設の火災 消防「リチウムバッテリーから出火」


 去年伊佐市で起きた太陽光発電施設の火災について、消防はリチウムイオンバッテリーの内部から出火したとする調査報告を発表しました。

 火災は去年3月、伊佐市大口大田にある太陽光発電施設「高柳発電所」で発生したもので、建屋が全焼したほか、火災に伴う爆発で消防隊員4人がけがをしました。
伊佐湧水消防組合は国の関係機関などと火災の原因を調査し、発電所の蓄電池設備建屋にあったリチウムイオンバッテリーの内部から出火したと判定しました。
しかし、バッテリー内部の焼損が激しく、どうして火が出たのかは分からなかったとしています。

 また爆発についてはバッテリーが過熱したことで可燃性蒸気が建屋内に滞留し、火花か炎が引火して発生したとしています。

 
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