西之表港 貨物量増加や地震に対応する新たな港湾施設を整備 鹿児島


 国と県が西之表港に新たに整備する港湾施設の着工式が開かれました。

 【鹿児島県・塩田知事】
「周辺離島へ緊急物資及び生活物資の輸送を行う広域拠点としての機能も確保され、周辺離島も含めた住民の安心・安全にもつながるものと考えております」

 着工式には塩田知事や自民党の森山裕幹事長らが出席しました。

 西之表港は増加する貨物量への対応や耐震性が課題となっていて、国と県は西之表港に隣接する洲之崎地区に大型貨物船に対応した耐震強化岸壁などを総事業費約85億円をかけ2028年度までに整備する予定です。

 なお馬毛島の自衛隊基地整備を巡り、西之表市で計画されている隊員宿舎の建設予定地で大量の廃棄物が見つかり、半年以上工事が中断している問題について、森山幹事長は報道陣の取材に次のように述べました。

 【自民党・森山裕 幹事長】
「今の建設予定地に宿舎を作るのは無理があると思うので、防衛省において対応を急いでもらわないといけないなと思っております」

 
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