史上初 九州南部 全国で一番早い「梅雨入り」 日曜日は運動会のところも…
鹿児島地方気象台は16日、「九州南部が梅雨入りしたとみられる」と発表しました。
全国で最も早い梅雨入りは統計史上初めてです。
九州南部は向こう1週間も前線や湿った空気の影響で曇りや雨の日が多くなる見込みであることから、鹿児島地方気象台は「九州南部が梅雨入りしたとみられる」と発表しました。
平年より14日、去年より23日早い梅雨入りで、奄美地方より早いのは1954年以来71年ぶり、九州南部が全国で最初に梅雨入りとなるのは1951年からの統計史上初めてのことです。
一方、困ったことも…。
鹿児島市の中郡小学校など複数の小学校で、あさって、運動会が予定されています。
子ども達はリレーの練習に励んでいました。
でも!運動会当日は雨予報です。
(児童)
「日曜日が最後の運動会なので、雨が降らないように願って優勝目指します」
(児童)
「てるてる坊主をいっぱい作りたい」
6年生にとっては小学校で最後の運動会!
(児童)
「今年は白組が勝てるかなと緊張している」
(児童)
「(赤組が)連勝できるように頑張りたい」
(児童)
「お母さんたちが見てすごいと思うような踊りをしたい」
(児童)
「日曜日は雨の予報ですが、雨雲を吹き飛ばすようなパフォーマンスでお母さんたちを笑顔にしたい」
(児童)
「雨が降っても元気いっぱい踊ったり走ったりして、みんなを笑顔にさせたい」
中郡小学校では、日曜日に開催できない場合は火曜日まで順延。
それでも開催できない場合は学年ごとに種目を絞って実施します。
(中郡小学校 児玉侑祐 体育主任)
「(子どもたちは)真剣に練習してきたので、力を発揮させる場があった方がいいと思っている。今回の運動会は、延期してでも少ない競技だけでもできたらと思う」