県内のコメの値段は?備蓄米放流から1カ月


 17週連続で値上がりしたスーパーで販売されているコメの平均価格。県内でも備蓄米の販売開始からおよそ1カ月が経ち、今の状況を取材しました。

 およそ1カ月前から備蓄米の販売を始めたAコープ桜ヶ丘店。8日も店内にはコメを買い求める人たちの姿がありました。

 【男性】
「高いですよね〜。前は(5キロで)2000円台だったからね。量を減らしてます。それと麺類とかを食べるようになったり。やっぱりいっぱい食べたいけど、高いから。やっぱりしょうがないですね」

 【女性】
「できるだけ安いところに来て8日は買ってるんですけど、やっぱり高いですね。安くなった感じが全然してないですね。やはり主食なので、お米が高いと家計がかなり厳しいですので、お米を何とか、農家の人も大変ですが、安くしていただければ助かります」

 先月の備蓄米の販売直後は店頭分が無くなりかけ、追加することもあったといいますが、価格はいまも変わらず、5キロ当たり3380円に据え置いています。

 【店長】
「(コメの需要は)だいぶ落ち着いてきてるっていうかたちですね。最初のうちはすごく、なくなるんじゃないかというかたちであったんですけども、もう潤沢に回ってますので、慌てて買うお客様は少なくなってきております」

 高値といえば、物価の優等生とも呼ばれるタマゴの価格が、関東を中心に値上がり傾向が続いています。鹿児島はどうなのでしょうか?

 【店長】
「1カ月前と、さほど価格帯的、売値は変えておりませんので。ちょっと卸値のほうは上がってきているのかなという形は受けます。鹿児島のほうは、そんなに鳥インフルエンザのほうが大きく被害を受けていませんので、そんなに大きく変わった形はないですね」

 ただ、ニワトリのエサ代の高騰などは続いていて、消費者の心配のタネは尽きることがなさそうです。

 
「KKBみんながカメラマン」