仙巌園駅 開業後初のGW 近隣の老舗店からはうれしい悲鳴も 鹿児島
3月に仙巌園駅が開業してから初めてのゴールデンウィーク。磯地区の老舗店からは例年より3割ほど売り上げが上がったと嬉しい悲鳴も聞こえます。
朝の中央駅。5日がUターンラッシュのピークだったこともあり、人の流れは比較的スムーズです。
連休最終日はあいにくの雨でしたが、3月に開業した仙巌園駅は電車が到着する度に多くの人が降り立ちます。
【県内在住】
「ご飯食べてからコンビニでおやつ買って仙巌園に行く」
【神奈川からの観光客】
「ここに来るのが楽なのかなと思って利用した。(仙巌園が)目の前なので便利だなと思いました。(駅がなかったら)たぶん来なかったと思う。目の前だから来てみようという気になった」
創業およそ150年のこちらのぢゃんぼ餅屋さんは、例年のゴールデンウィークより「3割ほど売り上げが上がった」と話します。
【中川両棒餅家 中川繁 さん】
「磯海水浴場がこの時期にここまで賑わうことはないのでうれしい。午前中は(お客さんの)8〜9割は仙巌園駅で降りて来る。降りた人たちが磯地区で散策してくれている感じがする」
電車を利用するお客さんが増えた影響で持ち帰りから店内へと過ごし方も変化しているようです。
【中川両棒餅家 中川繁 さん】
「(店内で)食べるお客さんがたくさん増えた。時間的に余裕があるのかなという気がする。売り上げ的にも確かに伸びてる」
すべての席から桜島が望める眺望が売りのこちらのカフェでは、夏に向けてさらなる賑わいを期待しています。
【KayaCafe ジョン さん】
「今は日中が中心だが、他に夜の行き先があれば、散策先が増えていろんな楽しみ方ができるのでもっと人が増えると思う」
夏の海水浴シーズンはこれまでにない賑わいも見られそうです。