ハブから身を守ろう! 奄美大島の小学校で予防講座 活発化の時期に備え 鹿児島


 奄美大島・龍郷町の小学校で毒蛇の「ハブ」にかまれないように習性や注意点などを学ぶ講座がありました。


 これからの時期は気温の上昇とともにハブが活発になるため、龍郷町の秋名小学校で習性などを学ぶ講座が開かれました。

 名瀬保健所によると、去年、奄美大島では20人がハブに咬まれ、月別では4月から6月と9月から10月に多いそうです。奄美大島では去年、1万匹以上が捕獲されていてますが、扱いに慣れているハブを捕獲する人も咬まれることがあるそうです。


【名瀬保健所 船間貴博 さん】
「常にハブがいるという警戒心を忘れないで、日ごろの生活から気を付けてほしい」


 どこにひそんでいるかわからないハブ。学校に入ってくる可能性もあるということで、子どもたちを守るため、着任2年目の先生が捕獲体験をしました。


【捕獲体験をした教諭】
「力の強さ・早さなどがわからなかったので、こういった訓練があるとすごく助かる」


 また、咬まれた時の応急処置や毒を吸い出す器具の使い方も学びました。


【参加した児童】
「捕ろうとした時に怒っていて怖かった」

【参加した児童】
「子どものヘビにも毒があるということがわかった」

 
「KKBみんながカメラマン」