団結して賃金引き上げを!メーデー集会 160人が集結 鹿児島
5月1日は労働者が団結し、労働条件の改善などを訴えるメーデーです。鹿児島市でも約160人が集まり、集会が開かれました。
【田上晶 記者】
「きょうはメーデーです。多くの人が街頭に集まり、賃金の引き上げなどを求めてシュプレヒコールを上げています」
医療や福祉、公務員、農協など12の労働組合、約160人が参加した今年のメーデー集会。参加者は物価の高騰が続く状況を踏まえ、賃金のベースアップや労働時間の改善、消費税の減税による個人消費の拡大などを訴えました。
【県中央集会実行委員会 福丸裕子 委員長】
「給料アップを、いますぐ最低賃金1500円、軍拡・増税反対、暮らしを守る社会に」
参加した多くの労働組合では今が春闘の佳境を迎えています。
物価高や賃金の問題、人手不足などが叫ばれる中、みなさんが今抱えている問題、そして求めるものは何なのでしょうか。
【医療系】
「賃金が他の大きい企業と比べたら上がらなくて、看護師・介護士になる次の人が増えない。次の人が集まるような診療報酬の改定などを望む」
【公務員の男性】
「賃金の上昇(を求めたい)。理想とは全然違った。入る前はもっと高いと思ってた」
【年金受給者】
「米を中心に物価が上がってるので年金が減ってる。物価を下げるため消費税をなくしてほしい」