南さつま市「砂の祭典」準備進む


 そしてゴールデンウィークと言えば毎年恒例、南さつま市の「吹上浜砂の祭典」も3日の開幕に向けて準備が進んでいます。

 【宮城記者リポート】
「砂ですっかり埋まった南さつま市役所の文字、開催まで3日、会場では砂像が完成に近づいています」

 38回目の開催となる今年のテーマは、「砂さんぽ〜ようこそ!おとぎの国へ〜」
南さつま市役所前など3つのエリアに世界各国の童話や昔話をテーマにした53の砂像が並びます。

 開催を目前に控え、会場には作業を着々と進める人の姿が…。

 【招待作家】
「もう30日で完成の予定です。(作業にかかったのは?)約2週間弱です」
 【旭川市砂像制作隊】
「北海道の旭川から来ました。砂っていうものをモチーフに北海道ではあまりつくらないので、初めて砂にさわりながら細かいところも作れて楽しい」

 今年は準備期間中、晴れの日が多く、作業は順調に進んでいるそうです。

 【吹上浜砂の祭典実行委員会 塩賀千弘 実施推進本部長】
「職場とかグループとかで担当してもらっていて、それぞれの仕事や都合に合わせて、スケジュールを組み立てながら取り組んできた。懐かしい砂像が一杯出来てると思うので、自分が子供のころに親しんだ童話や物語があると思いますので、家族で楽しんでもらえたらなと思います」

 そして、けさはー会場を彩る花は、加世田常潤高校の生徒たちが育てた花です。
今年はサルビアの花と共に、食農プロデュース科の生徒全員で作った「砂の祭典コラボ黒豚みそ」が実行委員会に手渡されました。期間中、会場で販売されます。

 生徒たちが育てたサルビアの花は早速、会場へ、砂像と共に飾られます。

 【生徒】
「こうして間接的に加世田に貢献出来てうれしい」
「どこで飾ってるかなと探してみます」

 「吹上浜砂の祭典」は5月3日から3日間開催で、入場は無料です。

 
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