備蓄米流通も…今後の価格は
そして県内でも備蓄米の流通が徐々に広がりつつあるものの、今後の価格の推移は見通せない状況です。
今月10日以降、県内のAコープなどでは順次、備蓄米の販売が始まっていて、県内産米と比べ5?当たり平均で100円ほど安く販売しています。
一方、この夏から秋にかけて収穫される2025年産米の価格がどうなるかは不透明です。鹿児島では例年、7月下旬から早期米の、10月中旬から普通期米の収穫が始まります。
JAでは生産者からの買い取り価格をコメの収穫前に決めますが、そのタイミングの流通価格や生産状況などを見極めながら慎重に判断していくものとみられます。