2018年の世界自然遺産登録を目指している奄美大島と徳之島。独自の生態系のなかで希少な動植物が息づいている。アマミノクロウサギをはじめとした貴重な動植物の魅力を伝える。また、近い将来、野性での絶滅の危険性が高いとされ、世界で徳之島にしか生息しない国指定天然記念物トクノシマトゲネズミに出会うためKKBのカメラが島に入った。
一方で、登録にむけた課題となっているのが、希少な動物を捕食する野生化したネコ、いわゆるノネコだ。人に捨てられたネコや飼い主のいないノラネコなどが山に入り、アマミノクロウサギなどを襲っている。現状と解決にむけた取り組みについて伝える。

そして、2018年は明治維新から150年の節目。奄美と西郷隆盛との関わりなど維新の足跡をたどる。