桜島 火の山の麓に生きる

2014年4月20日(日)早朝5時20分放送

桜島は日本でも有数の活火山。その麓には、およそ4,700人が生活しています。 去年8月には、活動を再開した昭和火口としては最高の5,000メートルの噴煙を 噴き上げるなど、活動は活発です。また今年は20世紀の日本の火山噴火では 最大といわれる1914年、大正3年の大噴火から100年を迎えます。 番組では火山の麓で暮らす人々にスポットを当て紹介します。

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桜島黒神町の大久保トミ子さんは、母親の代から大正、昭和の大きな噴火を 乗り越え桜島で生活を続けています。番組では大久保さんの他、桜島に 暮らす人たちを取材しました。火山直下の爆発音は強烈で降灰、 火山ガスなどは農作物に被害を及ぼします。そんな中でも大久保さんは 「桜島は故郷」と、この地を離れません。そして、母親から聞いた大噴火の 様子を子供たちに伝えていきます。火山直下の暮らしを追います。

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さらに100年前、山腹2カ所が割れ噴火口を作った大正大噴火を 残された写真を基にCGにより再現。そしてもし同規模の噴火が起きた場合、 鹿児島市街地で想定される噴出物による被害も含めて検証します。