志布志市

2021.3.26 OA
熱人のその後・志布志に定住・移住促進の新たな拠点を

兵庫県出身・37歳の田川貴雄さん(たがわ たかのり)。地域おこし協力隊員として志布志市にやってきた移住者だ。協力隊員時代に取り組んだのが、志布志市に人を呼び込むための民泊事業。客と地元の人が交流できるようなゲストハウスづくりを行ってきた。2020年3月に協力隊を卒業。民泊事業を進めながら、着手したのが定住・移住促進のための新たな拠点づくりだった。志布志市の商店街の一角にあった古い店舗を改装して、2020年12月にオープンさせたのが志布志市移住・交流支援センター「エスプラネード」。ここでは移住を考える人たちにむけて、情報公開や相談などを行う。田川さんがこだわったのは、人が集まりやすい空間づくり。入り口にはカフェエリアを設け、相談者だけでなく地元の人も入りやすくした。人が集まることで、地元の情報やアイデアが集まるようにした。そしてオフィスエリアは、移住者がイベントやリモート会議など幅広い利用ができるようにした。現在、移住者が取り組む活動や製作物の展示販売なども行い、志布志市のPRにも貢献している。志布志市へ人を呼び込むために活動する田川さん、移住5年目の様子を紹介する。

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