薩摩川内市

美術大学を卒業後、設計会社でデザイン業務や、まちづくりを行う会社で企画運営などを行った田尾さんは5年前にUターン。現在は、使われなくなった倉庫をクラウドファンディングでリノーションした倉庫で川内川で人との交流を生み”まちを変える”をテーマにしたSOKO KAKAKAの代表を務めている。このプロジェクトを始めたキッカケは、Uターンをしてきた時に周囲から薩摩川内市には何もない、という声を聞き、それならば自分たちで楽しむ方法を作り出そうと思ったことがキッカケ。せっかくであれば薩摩川内市の中心を流れる川内川を基点にしようと考えている。今までは年に1回開催されるリバーフロントマルシェというイベントの企画運営を行い、多くの出展者と来場者を集めることができたが、イベントの翌日にはいつもの河川敷に戻ってしまうことを課題に感じ、定期的にイベントを行えるように倉庫でのプロジェクトを始めた。自分自身はあくまで場所を提供する側として、出展者や来場者が自主的に川内川を楽しめるようになることを狙っている。