波動拳や昇龍拳をどう実写化?
対戦格闘ゲームをハリウッドで実写映画化した『ストリートファイター/ザ・ムービー』(公開中)のメイキング特別映像が解禁された。リュウの「波動拳」「昇龍拳」や、春麗の「スピニングバードキック」など、ゲームでおなじみの技を再現するため、トレーニングに励むキャストの姿や撮影の裏側が収められている。
【動画】過酷なアクション撮影の裏側を捉えた特別映像
原作は、1987年に誕生したカプコンのゲーム「ストリートファイター」シリーズ。映画はレジェンダリー・ピクチャーズが製作し、カプコンが総監修を務めた。
映像は、リュウ役のアンドリュー・小路が「キャストもスタッフも、みんな『ストリートファイター』のファンなんだ」と語る場面から始まる。スタント・コーディネーターのジョン・バレラは「ゲームの技を実写で再現するのは本当に困難だった」と振り返り、原作の動きを実際のアクションに落とし込む難しさを明かしている。
ケン役のノア・センティネオは「6週間、空手やパンチの見せ方、受け身を徹底的に学んだ」と説明。映像には、キャストが繰り返しトレーニングに取り組む様子が映し出される。アンドリューも「この作品にはゲームの要素がふんだんに盛り込まれている」と話し、リュウを代表する「竜巻旋風脚」「昇龍拳」「波動拳」の再現に言及した。
リュウの格闘スタイルを作る上では、ゲームへの忠実さと、実演できる動きの両立を目指したという。ジョンは「リュウ独自の格闘スタイルを作り上げていきました。カッコいい空手の見せ場をできるだけ多く作るために、実演可能な動きを探しつつ、ゲームに登場する構えや動き、技を取り入れました。できる限り原作に近い、リアルなものにしたかったんです」と語る。
ジョン自身も武道家で、チームには剛柔流や松濤館流の空手、柔道などを習得したスタッフが参加。「ゲームに登場するような、日本の武術に独自のアレンジを加えた動きをたくさん取り入れたいと思いました。武道を忠実に描きつつ、美しさが現れるアクションを目指しました」と、キャラクターごとに異なる格闘スタイルを追求した。
春麗役のカリーナ・リャンは、「スピニングバードキック」の再現に向け、週6日、1日2時間の蹴りのトレーニングを重ねた。「毎日、激しい蹴りの連続だった」と、その過酷さを振り返っている。
特徴的な髪型と軍人としての風格を持つガイル役のコーディ・ローデスは軍隊式のトレーニングに取り組み、映像ではワイヤーを使って「サマーソルトキック」を練習する姿を披露。
ボクサーのバイソンを演じた50セントは「久しぶりのボクシングは本当にキツかったよ」と苦笑いを浮かべる。
ロシアの巨漢プロレスラー、ザンギエフ役のオリヴィエ・リヒタースは、ケンに「ロシアンスープレックス」を決める撮影を「最高の瞬間だった」と回想。ノアの「みんな、本気で取り組んでいるんだ」という言葉とともに、それぞれの技に挑む現場の様子が紹介され、最後はカリーナが「本当に大変だったけど、すごく楽しかった」と笑顔を見せる映像で締めくくられている。
(提供:オリコン)
10月26日 10時00分配信
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