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ミニオンズ映画愛あふれる本編映像

 アニメーション映画『ミニオンズ&モンスターズ』(公開中)から、ミニオンズが工場や屋根の上で大追跡を繰り広げる本編映像が公開された。ピエール・コフィン監督が、サイレントコメディをはじめとする映画史へのオマージュを込めた場面となっている。

【動画】この記事で紹介している本編映像

 本作は、「怪盗グルー」「ミニオンズ」シリーズの最新作。日本では2022年に公開された『ミニオンズ フィーバー』以来、4年ぶりにミニオンズが主役を務める。

 原始時代から最強最悪のボスを求めて旅を続けるミニオンズがたどり着いたのは、“映画の都"ハリウッド。ひょんなことから自分たちでモンスター映画を製作することになり、本物のモンスターを召喚するが、現れたのは想定外に小さな緑色のモンスターだった。

 公開された映像では、ミニオンズが新たなボス候補の男を追い、工場へ侵入。ベルトコンベヤーで運ばれ、巨大な歯車に次々と巻き込まれながらも追跡を続ける。さらに、はしごを使って屋根へ上がり、大群で駆け抜けるノンストップのチェイスが展開される。

 歯車の間で身動きが取れなくなりながら、何とか抜け出そうとするコミカルな動きは、映画黎明期のサイレントコメディを意識したもの。その時代に活躍したチャールズ・チャップリンら往年の喜劇スターやスタントを彷彿とさせる軽妙なシーンとなっている。

 ハリウッドを舞台にした本作には、今回解禁されたシーン以外にも、ピエール・コフィン監督の映画への愛情と敬意が込められている。後に映写機の発明につながるエドワード・マイブリッジによる連続写真や、“映画の父"と呼ばれるリュミエール兄弟の作品など、映画の始まりを想起させる要素を随所に取り入れた。

 ミニオンズの仕草や動きには、チャップリンをはじめ、ハロルド・ロイド、バスター・キートンら喜劇スターたちを参考にしたという。体が伸び縮みするアニメーションには、アメリカ・カートゥーンの黄金期を築き上げたテックス・アヴェリーのコメディ作品の影響も。白黒映画を思わせる照明や構図は『カサブランカ』(1946年)、1920年代のハリウッドを描いた『雨に唄えば』(1952年)を意識した映像、往年のSF・モンスター映画を思わせるキャラクターなど、幅広い映画作品へのオマージュが盛り込まれている。

 コフィン監督は「アニメーションは、こっそりと小ネタを仕込める高い自由度が魅力だ」と説明。「それは背景だったり、カンペやポスターだったり、あるいは構図そのものだったり。中には気づかれないものもあると思うけど、それがまた楽しみの一つでもあるんだ」と語っている。



(提供:オリコン)
8月19日 8時00分配信
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