【日置の5人殺害事件 男を起訴】
去年、日置市で男女5人が殺害された事件で鹿児島地方検察庁は39歳の男を殺人などの罪で起訴しました。殺人と死体遺棄の罪で起訴されたのは日置市東市来町湯田の無職、岩倉知広被告(39)です。起訴状によりますと岩倉被告は去年3月31日の夜から4月1日の朝にかけて、近くに住む祖母の家で父親の正知さんと祖母の久子さんに対して左腕を巻き上げるようにして首を絞めて殺害しその後、近くの空き地に掘った穴に埋めて遺棄した罪に問われています。また、4月6日昼過ぎに祖母の家を訪れた叔母や知人ら3人についてもそれぞれ首を絞めて殺害したとされています。鹿児島地方検察庁は岩倉被告の刑事責任能力の有無を判断する鑑定留置を今月16日までおよそ7ヵ月半行っていて、刑事責任能力があると判断したため23日、起訴したということです。なお、「今後の裁判に影響を及ぼす」などとして起訴内容の認否を明らかにしていません。事件から9ヵ月以上が経ちますが、現場となった住宅には規制線が張られたままとなっています。岩倉被告は逮捕された当時、警察の調べに対し5人の殺害の事実は認める一方、祖母と父親への殺意を否定していました。また、動機については「祖母に小言を言われカッとなった」「長年親族に不満がありけりをつけたかった」という趣旨の供述をしているということです。今後、鹿児島地方裁判所は裁判員裁判にむけての手続きを進めることになります。
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