《かごしまのニュース》
『1日から師走も…約210品目が値上げ みなさんが工夫していることはー 鹿児島』
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何かと支出が増える師走のスタートですが…家計を直撃する『食品の値上げ』は今月も続きます。民間の調査会社によると、今月の値上げは主に加工食品や調味料、お酒やドリンク類など合わせて210品目ほど。今年の累計の値上げ品目は去年から6割も増え、2年ぶりに2万品目を超す見通しです。買い物客も店も、工夫を凝らしているようです。
【山崎記者リポート】
「食品の値上げが相次ぐ中、鹿児島市のこちらのスーパーでは今月から新たにお菓子類の値上げが始まっています」
鹿児島市のスーパーでは今月から一部の菓子の販売価格が先月より1割から2割上がっています。原材料や輸送コストの値上げなどを背景に先月は、清涼飲料水やコーヒー関連の商品などが値上がりしたそうです。そんな中、買い物客も知恵を絞ります。
【買い物客】
「自分で作れるものは作ってあまり調味料はいろいろ買わないで麹調味料とかは作って。味もいいし、健康にもいいのでそんな感じで工夫しています」
【買い物客】
「ポイントデーでまとめてその時買うって感じですね、どっちかというと。ポイントが付く日にその店に行くって感じ」
一方、店舗も価格を抑える努力をしています。
【城山ストアーフレッセ 高木 章 取締役】
「仕入れ先の見直しも含めて仕入れコストを下げるために本部への一括仕入れに切り替えたりだとか、そういった企業努力を軒並みしているところでございます」
仕入れは各店舗ごとに行っていましたが、2〜3年ほど前から本部で一括して購入し可能なものは価格を据え置いて販売しているということです。
クリスマスや年末年始などイベントが多いこれからの時期、皆さんの予算に影響はあるのでしょうか。
【買い物客】
「毎年のことだから上がっていたとしても仕方がないですよね」
【買い物客】
「1年に1回なのでおいしいもの食べたいしローストビーフとかすき焼きとかそんなのは家族が揃ったら食べたいのでケチらないでと思ってます。皆の楽しみもあるので」
生活を直撃する物価高。これから年の瀬も迫る中、一刻も早く、実効性のある対策が待たれます。
※高木さんの「高」ははしごだか
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